『災害用伝言板web171』災害時の連絡方法を家族で決めておく

更新日:

こんにちはkpapaです。大きな災害が起きた時に、一番に心配することは、まずは家族の安否ですよね。

私は神奈川県に住んでいます。東日本大震災の時は自宅マンションの上階にいました。妻は東京(御茶ノ水)に出掛けており、息子は小学校に居ました。震源地より遠く離れた神奈川県でも、ただ事では無い揺れを感じマンションの1Fに降りると、同じ小学生のお子さんを持つお母さんたちが子供たちを学校へ迎えに行くとのことでした。

大きな災害が起きた場合、保護者が子供を引き取りに行くという取り決めが合ったようで、私も息子を迎えに学校へいきました。強い余震の続く中、子供たちはグラウンドに集められて親が迎えに来るのを待っていました。それまでは気が動転していて、親たちが一斉に小学校へ向かう流れに乗って向かったのですが、無事に息子を引き取ると妻の事が心配になりました。

地震が起きた直後に妻に電話を掛けましたが、携帯電話は全くつながらない状態だったのです。メールを送信しても返事が来ない・・・

東京の状況が知りたくて、東京に勤めている友人にツイッターで状況を尋ねると、ツイッターはつながり返事がきました。東京もかなり強い揺れを感じ、鉄道は前線ストップ、人が街に溢れ、凄いことになっているとのこと。

妻はツイッターをやっていなかったのでひたすらメールを送りましたが返信なし・・・

宛もないのに東京へ迎えに行く事を決め、自宅に戻り急いで食事を作り息子に食べさせました。テレビでは今まで見たことが無いような状況が映し出されていました。東北の津波と千葉のコンビナート炎上、東京のビルでも火災が発生し、救出された人が人工呼吸を受けている映像が流れていました。

妻は御茶ノ水に出掛けていたので、鉄道が使えないとなると歩いて東京駅に向かうだろと勝手に予測し、恐らく明日は学校も休みになるだろうと、息子と一緒に自宅を18時にクルマで出発しました。

出発してしばらくすると妻からメールがきました。東京駅に向かっているとのこと。ただ、送受信がリアルタイムでなく、スムーズなやり取りができません。東京駅のどこにいるのか尋ねても返事は帰ってきません。通話は勿論できないし、メールは不安定で会話になりませんでした。その後連絡はとれないまま東京駅に向かいました。

都内に入ると大渋滞で、帰宅困難者が歩道に溢れていました。何処かで配布があったのでしょう、銀色の防災シートを被りながら歩いている人が多数いました。全く動かない渋滞をやっとのことで抜け、東京駅に到着したのは明け方の5時頃でした。東京駅の中を端から端まで妻を探し、やっとのことで会うことができました。

この時は無事に会うことができましたが、災害時の連絡の取り方を話し合っていれば、もっとスムーズに安心して迎えに行くことができたと思います。

災害時には固定電話や携帯電話は繋がりにくくなります。LINEやTwitterなどのSNSと同時に、NTTの災害用伝言板や伝言ダイヤルはかなり有効な連絡手段ではないでしょうか。

今回は災害時の伝言板サービスについてのお話です。

万一、携帯電話が繋がらなくなっても被災地には通信大手3社からWi-Fi電波の「00000JAPAN」が無料開放されます。キャリア各社でも災害用伝言板アプリがありますが、今回はsimフリーユーザーも含めて幅広く使用できるNTTのサービスをご紹介します。

災害用伝言板(web171)

NTT東日本と西日本で提供している災害用伝言板サービスです。震度6弱以上の地震等、大きな災害が発生した時に利用可能になります。まずはこちらのNTT東日本のホームページより、映像で見る「web171」の使い方を見ていただくと使い方のイメージが分かると思います。後述しますが、同時に提供されている「災害用伝言ダイヤル171」と合わせて覚えておくと、いざという時、慌てずに行動できるのではないでしょうか。

webページをホーム画面に追加する

まずはiPhoneで災害用伝言板(web171)にアクセスしてください。

方法は簡単です。動画をご覧ください。

アイコンの名前は分かりやすい名前が良いと思います。今回は「web171」にしました。スマホの画面に登録しておけば、アプリのように使用することができます。

 

伝言板の登録

予め伝言板登録しておきましょう。下の方にある[伝言板の登録・更新・削除]をタップして、自分のメールアドレスと電話番号、パスワード、自分が伝言を登録した時に知らせたい相手のメールアドレス(10件まで登録可能)や、電話で知らせたい相手の電話番号( 1件まで登録可能)、メールアドレスを登録した人以外からの伝言板の確認・登録の許可などを順番に入力します。特に難しいことなく登録できます。

全ての入力をして登録が完了すると、先程登録したメールアドレス宛に確認のメールが送信されます。妻と息子のスマホに送信されました。私は家族で使用したいので、妻と息子にもお内容に登録させようと思っています。

※パスワードは忘れないように管理しましょう。

災害用伝言ダイヤル(171)

災害時には「171」をダイヤルして、音声ガイダンスに従って録音したり録音された音声を確認することができるサービスです。

NTT東日本の動画でも述べられていますが、災害用伝言板(web171)と災害用伝言板(171)はリンクされます。それぞれに登録された音声は、お互いのシステムで確認することができます。また、キャリア各社から登録された音声も、キャリアの壁を飛び越えて確認することができます。


SIMフリーのスマートフォンや固定電話も含めて活用できるので、災害時には心強いシステムではないでしょうか。

オススメ記事

1

こんにちはkpapaです。神奈川県に住んでいる私が子供の頃、今後やってくる可能性のある地震は東海沖地震というのが専らの話でした。しかし私が成人してから釧路沖地震(M7.5)、北海道南西沖地震(M7.8 ...

2

こんにちはkpapaです。自分の住む町の地震防災マップや津波ハザードマップなどの情報は、各自治体のサイトにアクセスすると情報を知ることができますが、全国のハザードマップを知ることができる国土交通省のサ ...

3

こんにちはkpapaです。大きな災害が起きた時に、一番に心配することは、まずは家族の安否ですよね。 私は神奈川県に住んでいます。東日本大震災の時は自宅マンションの上階にいました。妻は東京(御茶ノ水)に ...

-災害用伝言板

Copyright© 防災非公式ガイド , 2017 AllRights Reserved.