地震非常用トイレのレビューで評価の高いおすすめはコレです

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こんにちはkpapaです。まだ、大きな震災を経験したことがない方、大震災の被害を受けた自分を想像してみて下さい。 命は助かり無事に避難することができました。何が必要ですか?食料や水でしようか?情報を知るためのラジオでしょうか? どれも必要なものですが、水や食料と同等に必要な物はトイレではないでしょうか。 “食べる・飲む”があれば必ず排泄をします。

以前、ホームセンターの「ご自由にお持ち下さい」コーナーでこんな冊子を見つけました。「東日本大地震3.11のトイレ-現場から学ぶ-」という特定非営利活動法人日本トイレ研究所が企画・編集した冊子です。 この冊子には、東日本大地震に被災された方々へのアンケートやヒアリングにより、貴重な体験談や取り組みがまとめられています。 今回、貴重な冊子を参照させて頂きながら、トイレの重要性を再確認したいと思います。

大震災ではほぼトイレが使えなくなる

ライフラインへのダメージで、100パーセント近くの水洗トイレは使用できなくなります。トイレは断水によりただの器になってしまいます。例え運良く浴槽に水を張っていたとしても、マンションなどの集合住宅だと、排水管に破損があれば流すことはでしません。戸建住宅でも下水桝や排水管が隆起してしまい、一度や二度は流せても直ぐに詰まってしまうでしょう。

東日本大震災で、各自治体のライフライン復旧までの日数についてのデータです。

上水 平均35日 最大162日
下水道管 平均34日 最大123日
下水処理場 平均86日 最大478日
し尿処理場 平均152日 最大375日
ガス 平均47日 最大104日
電気 平均21日 最大80日

参照: 日本トイレ研究所「東日本大地震被災自治体におけるライフライン別の仮復旧までの日数」

仮設トイレがいき渡らない

避難所に仮設トイレが行き渡るまでの日数も、アンケートによりまとめられています。

3日以内 34%
4~7日以内 17%
8~14日以内 28%
15~30日以内 7%
1ヶ月以上 14%

参照:「仮設トイレが被災自治体の避難所に行き渡るまでの日数」調査 名古屋大学エコトピア科学研究所 岡山朋子氏 協力:日本トイレ研究所

インフラへの被害により直ぐに調達出来なかったそうです。 この間、各自治体では仮設トイレが届くまでの間、地面に穴を掘り木の板を敷いて、まわりはスダレとブルーシートで囲っただけのトイレだったそうです。

排泄は我慢することができません

風呂や食べることは我慢できても、排泄は我慢するこができませんよね。日本トイレ研究所では次のような調査もされています。

3時間以内 31%
4~6時間以内 36%
7~9時間以内 11%
10~12時間以内 11%
13時間以上 11%

参照:「発災から何時間でトイレに行きたくなったのか」日本トイレ研究所

この数字の中には、人でごった返すトイレ、不潔なトイレ、プライバシーも何も無いトイレ、などでトイレに行くのを我慢した人が居るかも知れません。行きたくなる時間に個人差があっても、必ず排泄をしなくてはなりません。 避難所でのストレスや緊張からお腹を壊してしまうこともあるでしょう。 東日本大地震ではこんな過酷な状況から、トイレに行くのが嫌で、できるだけ水分や食事を控え、脱水症状になったり、エコノミー症候群ななったり、体力低下によりインフルエンザの呼吸器感染症にかかりやすくなったそうです。

仮設トイレは和式スタイル

野外コンサートなどのイベントやお祭り等で、仮設トイレを利用したことがある方もいらっしゃると思います。仮設トイレは和式なんですよね。最近の子供たちは、和式トイレでしゃがんで用を足せない子もいます。

お年寄りや足に持病をお持ちの方も、和式トイレを使えない方々は大勢いらっしゃると思います。 この冊子の掲載写真では、プラスチックの椅子の座る箇所をくり抜いて、和式トイレの上に設置した写真がありました。

いわゆる汽車便と言われる和式便器のスタイルは段差があるため、更にその上に設置された椅子は危険すら感じます。付き添い無しでは使えそうもなく、プライバシーも保てないような感じでした。

非常用トイレは自分自身で準備する

今回、この日本トイレ研究所が企画・編集された「 東日本大地震3.11のトイレ-現場の声から学ぶ-」を読ませて頂いて、避難所でのトイレ事情を知ることができました。

この時の教訓が先日の熊本地震ではどのように生かされたのか。室内トイレのスペースに洋式の簡易トイレはを設置し、お年寄りが使いやすいようにするなど、改善も見られたそうですが、またまだ快適に使える状況ではなかったとのことです。

これらのことから、トイレは自治体頼りにせず、簡易トイレは自分で用意すべきでしょう。段ボール製など自分で組み立てができるトイレや、洋式便器をを利用して使用する非常用のトイレです。

プライバシーを維持する簡易テントもあれば安心ですよね。備蓄トイレは水・食糧と表裏一体です。

優れた非常用簡易トイレを調べてみました

各社の簡易トイレを全て購入してテストすることもできませんので、雑誌やネットショップの評価を参考にしています。 プライバシーの確保は絶対条件です。処理のし易さや臭いも重要です。

コクヨ 非常用トイレ 防災の達人

ネットショップでの評価は、実際に使った方の意見等は少ないものの、書籍では実際に使用して検証されているようで、凝固性、消臭性、処理のし易さで高い評価を得ています。イチオシ!となっています。ご紹介するセットは10枚重ねのビニール袋が10セット入っています。1回1回セットすることなく、使用後はミシン目で切り離すことが出来ます。処分が楽ですよね。100回分にもなるので、困った時はお互い様なので、ご近所の方に使って頂くのも良いかもしれません。

コーナー型トイレ15105

材質がダンボール製では防水性や耐久性に不安があるので、プラスチック製の簡易トイレを選びました。折り畳むことができますので、持ち運びにも困りません。凝固剤や簡易ポンチョも付属していますが、「防災の達人」と併用したいです。

プライベートテント

プライベートテントは絶対に必要だと思っています。避難所での丸見えのトイレでは、スッポリ全身が隠れるポンチョという意見もありますが、用を足していることは丸見えなわけで、特に女性は完全な個室環境でないとトイレに行くのが嫌になると思います。高い耐久性と完全にプライベートが保てる空間、高さが190cmなので男性も窮屈でない、そして評価の高さからこのテントを選びました。カラーはブルーとカモフラージュ柄があります。個人的にはカモフラージュ柄を購入しようと思っています。

「折り畳めるといっても嵩張り保管場所に困るし邪魔、持ち運びが大変かもしれない。」という意見も聞こえてきそうですが、そんなことは言ってられませんよね。いざという時に快適に過ごせると思います。

 


以上、日本トイレ研究所が企画・編集された『東日本大震災3.11のトイレー現場の声から学ぶー』を参考にさせて頂き、トイレ環境を整える重要性を考えてみました。この冊子では、災害時に国や各自治体のトイレに対する対応の改善が急務、と提案されていますが、個人でもより快適なトイレ環境が持てるように、準備されてはいかがでしょうか。

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